火災訓練を行いました

先月、仙台徳洲会病院・シルバーホームいずみ合同の火災避難訓練を実施しました!
当院では毎年、夜間を想定した火災訓練を行っています。

今回は4階東病棟中央付近にあるリネン庫からの出火を想定した訓練です。

○本番に備え事前に参加職員への説明会も開催しました。
避難経路の確認や患者さんの搬送の仕方を確認するための説明会を行いました。

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中央からの火災なので、4階東病棟、西病棟の避難を行わなければなりません。
避難想定患者は18人、避難誘導にあたる職員は11人。
消防が病院へ駆けつける約10分間で患者さんを火元から避難させます。

○いよいよ訓練本番!
患者役は全て職員です!

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「火災が発生しました。」

全館放送をかけているのは医事課のTさんです!

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放送が流れたあとは職員同士声がけをしながら、連携をとって患者さんを誘導します。

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火災を想定している訓練なので消火栓も使用しました。

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○訓練後は参加職員で反省会です
役割によって感じることが違うため様々な意見が飛び交いました。
課題として挙がったのは職員同士の連携(主に声掛けなど)がまだ足りていない、搬送中の患者さんを不安にさせないための声掛けなどが不十分だったなどの意見が出ました。
今回出た反省点は次回の訓練で改善できるよう取り組んでいければと思いました。

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訓練を終えて感じたことは、実際に災害が起きても慌てずに行動することが大事だと思いました。
消防が駆けつける約10分間で訓練を行いましたが、すぐ消防が来るから何もせず待っていようというわけにはいきません。
少しでも多くの患者さんを救うために火元から遠ざけることが非常に重要なのです。
当院では今後も定期的に火災訓練を実施していきますが、同じ内容ではなく毎回シチュエーションを変えて訓練していく予定です。そうすることによって、実際に災害が起きた際も訓練したことを思い出して行動できるのではないかと思いました。

訓練での緊張感を日々の日常業務にも生かしていき、職員全体の防災意識を高めていきたいです!