外来診療担当表

午前 郷家 久道 ・ 八木 正聡
午後 郷家 久道 ・ 八木 正聡 郷家・八木

※一部、休診・代診がございます。休診・代診情報は下のリンクをクリックして下さい。

休診・代診情報について

歯科口腔外科について

「安心と信頼」を与えることのできる診療を

歯科口腔外科当科は鶴見大学歯学部第一口腔外科、瀬戸教授の指導のもと、平成8年11月に開設しました。近隣の先生方の協力もあり紹介率は30%を越え地域歯科支援病院の施設基準に合致し、歯科医師3名、歯科衛生士3名で診療を行っております。前途ある有望な若い歯科医師の研修のために鶴見大学歯学部の臨床研修協力施設となっています。
当初より歯科における二次医療機関を目指し、口腔外科診療はもちろん有病者歯科治療、休日夜間の救急診療を行っており、現在も外来患者数および紹介患者数は増加しています。今後も口腔外科診療を中心に地域における二次医療機関として病診連携を取り、患者様に安心と信頼を与える診療を行ってまいります。

対象疾患

歯科口腔外科が行っている診療内容としては、一般の歯科医院では扱いが難しい口の中や顎、その周囲の病気を対象としています。

  • 良性腫瘍/悪性腫瘍(癌):舌癌、歯肉癌など。
  • 嚢胞:口の中や顎の骨の中に膿や唾液がたまって袋状になっているもの。
  • 外傷:顎の骨折や歯の脱臼、顔や唇、舌、歯肉のケガなど。
  • 炎症:化膿して口の中や顎、顔が腫れている状態のもの。
  • 顎関節症:口を開ける時の顎の痛みや顎の関節より出る雑音、開口障害。
  • 粘膜疾患:口の粘膜の痛みやただれ、口内炎のひどいものなど。
  • 舌痛症:舌の痛みや味覚障害など。
  • 顎変形症:顎の変形を手術で治すもの(外科矯正)。
  • 先天奇形:口唇口蓋裂やその二次修正が必要なもの。
  • 唾液腺疾患:唾石や唾液腺がつまったもの。
  • 抜歯:埋まっている親知らずなどの難しい抜歯

主な疾患・症状

【顎関節症】

顎関節症と言う病気をご存知ですか?歯科領域では虫歯、歯周病に続く三大疾患と呼ばれています。その症状は大きく分けると、1:顎関節とその周囲の痛み、2:顎関節より生じる雑音(クリック音)、3:開口障害などが挙げられます。

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多くの場合、症状は関節雑音(開口時にコキコキ、ポキポキ、ガサガサなどの音が出ること)程度のため、放置されることが多いのですが、一度症状が悪化すると結構厄介なことになります。顎関節は、肘や膝といった関節の動きとは異なり、滑走運動と呼ばれる動きで口が開くようになっています。顎関節より出る雑音は、顎関節の間にある関節円板と呼ばれる線維性の軟骨がずれたり、変形したりすることで起こります。この関節円板がずれる事で最終的にはひっかかり、開口障害や痛みを引き起こします。

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原因は様々で、歯軋りやくいしばりと言った悪習癖、噛み合わせの不具合(歯列不正、虫歯、義歯など)、外力(殴られた、ぶつけた)、そしてストレスなどがあり、これらいくつかの原因が重なることで症状が出てくると言われています。また、顎関節症が頭痛やめまい、肩凝り、腰痛など様々な症状の原因になっている事もあります。

⇒以下のような症状がある場合は顎関節症が考えられます。

  • 顎関節やその周辺に異常を感じる。食べ物を噛む時に痛みや異常を感じる。
  • 食事をしているとあごがだるい、口を動かすと顎関節に痛みがある、噛みしめると顎関節が痛い
  • 口を開けたり閉じるする時に顎関節でカックン、コッキンというような音がする。
  • 口が開けにくくなったり、口の開閉をスムーズに行うことができない。
  • 口が左右にうまく動かない、開けにくい、あごが外れることがある。

【口腔乾燥症】

口腔乾燥症とは、唾液の流出が何らかの原因で減少し、口の中が乾いてしまう状態のことを言います。
唾液には健康に関わる様々な働きがあり、唾液が減少することで口腔乾燥症になる恐れがあります。

⇒以下のような症状がある場合は口腔乾燥症が考えられます。

  • 口の中が乾く
  • 口が渇いて話しづらい
  • 夜間、飲水のために目が覚める
  • 虫歯が出来やすく、治療してもまた出来る
  • 舌の痛み、粘膜の痛み、入れ歯(義歯)の痛み
  • 口内炎、口角炎が出来やすい
  • 食べ物が飲み込みにくい
  • 味覚がおかしい
  • 食欲がない
  • 口臭が気になる

以上がよくある疾患ですが、他にも様々な疾患があります。
違和感がある方、気になる方はお気軽にご相談下さい。

当科を受診される方へ

一部耳鼻科や形成外科領域と重なってしまうところもあります。しかし口の中とその周囲の治療は、歯の処置や噛み合わせ、咀嚼や嚥下と密接な関係があるので歯科的な治療と外科的な治療に精通し、かつ全身的な知識を持ち合わせた口腔外科専門医が歯科と医科の間を埋めるような形で診療を行っています。

当科では口腔外科専門医が病院と言う環境を活かして口腔外科的な病気はもとより、有病者歯科治療(全身の管理が必要な患者様やハンディキャップを持つ一般の歯科では困難な患者様の歯科治療)、顎顔面補綴(顎や顔の欠損を補う治療)、インプラント手術などを行っています。これらのような特殊性をふまえて診療を行っていますので、一般の歯科治療(虫歯や歯周病(歯槽膿漏)、入れ歯の作製など)は基本的に行っておりません。そのため救急の処置が必要な時は外来が込み合い、お待ちいただく事もしばしば・・。外科的な治療が終了し一般の歯科治療が必要になりましたら近隣の歯科医院へご紹介をさせていただくこともあります事をご理解いただけたらと思います。

口の中やその周囲の事でお悩みの方はお気軽に歯科口腔外科外来までご相談下さい。
受付時間は月曜から土曜の8:00~11:30 午後は予約制ですが緊急の方は受け付けています。
土曜日は午前のみ、夕診は行っておりません。

担当医師

郷家 久道

郷家 久道

日本口腔外科学会専門医

八木 正聡

八木 正聡