こんにちは、医事課スタッフです。
みなさん医療事務という職種はよく耳にすると思いますが、実際どういう仕事をしているか分りますか?
今回は医療事務(当院では医事課)という部署がどういう仕事をしているかお話ししたいと思います。
主な仕事内容としては、受付業務、電話対応、カルテ作成、診療報酬請求業務(以下、レセプト業務)。
今回は医事課の基本の仕事であるレセプト業務、窓口業務についてお話しします。
レセプトとは患者さんが受けた診療について、医療機関が健康保険組合、共済組合、市区町村(以下保険者)などからの診療報酬を請求する明細書のことで、これらは月毎に発行し、各保険者に請求するようになっています。
窓口業務では、病院に来られた患者さんが初診か再診かを確認し、初診であれば氏名や生年月日、保険証の記号番号等、患者情報を入力しカルテ作成します。
診療が終わると、診療内容に添って必要な診療報酬点数表(国が定めている1点が10円の診療費用を表す)をもとに、会計を行います。そして翌月の月初めに、その月に来られた患者さん全員のレセプトを作成し、各保険者に請求できるようまとめていくのです。
また、医事課は人と接することが多い職種で、なかでも病院に訪れる患者さんとはたくさん接します。しかしサービス業での接客と異なり、病院に訪れる人は、病気やケガを抱えて通院している為、そのことを考慮した接遇をしなければなりません。
誠実に対応すれば患者さんに感謝されることも多いのが医事課の仕事ですので、人に感謝される喜びを得られるのは、医療に関わる仕事のやりがいといえます。