手洗いで感染予防

こんにちは、看護部スタッフです。
今日は感染予防についてお話ししたいと思います。

感染予防といっても様々な方法がありますが、手洗いが感染予防に効果的なことは皆さんもご存知のことと思います。
手洗いをすることにより、ドアノブや手すり等至る所にある病原菌が、手を介して体内に入り感染することを「予防」することができると言われています。

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そのため、外出後、食事前、排泄後などの手洗いは感染予防のために有効なのですね。

そこで、皆さんは手洗いの正しい方法を知っていますか?
何気なくちゃちゃっと手洗いを行なっている方も多いのではないでしょうか。
手洗いは正しく行われていなければ、病原菌が手に残り、効果が薄くなってしまいます。
手洗いで最も洗い残しが多い部分は、指の間や爪の間、親指の付け根等があげられます。
このような部分の洗い残しを防止するため、次に紹介する方法を是非参考にしていただきたいです。

  1. 手全体を流水で流す
  2. 手のひらに石鹸を適量つけ、両手でよく泡立てる
  3. 手の甲をもう片方の手のひらで揉み洗う
  4. 指を組むようにして指の間を洗う
  5. 親指をもう片方の手で包むように揉み洗う
  6. 指先をもう片方の手のひらの上で揉み洗う
  7. 手首まで忘れずに洗う
  8. 流水でよく流す

こちらが正しい手洗いの手順です。
最初はめんどうと感じることもあるかもしれませんが、この洗い方は病院スタッフも行なっており、慣れてくると当たり前にできるようになります。

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また、爪を短く切ること、手洗い時には指輪や時計を外すことも効果的と言われています。
是非毎日の手洗いで感染予防を実践してみてはいかがでしょうか。

来院時、面会時等で病院へいらっしゃった時は上記の手洗いに加え、手指消毒用アルコールの使用をお勧めしています。
病院内のさまざまな場所に設置してありますので、是非使用してみてください。