こんにちは、救急外来スタッフです。
10月13日に仙台徳洲会病院ヘリポートにて仙台市消防局さんと、防災ヘリ発生を想定した引き継ぎ訓練をERの医師、看護師、救急救命士などの医療スタッフとともに行いました。
今回は、去年度から引き続き2回目の開催となりました。
去年は、雨で1回のみの飛行で中止となり、リベンジも兼ねた2回目の今年。
訓練当日は天気がよかったですが…風が強く、飛ばされそうでした。
①訓練前のミーティングを行いました。
3回の飛行訓練を予定し、一連の流れをみんなで把握し、ヘリでの注意点も事前に話しあいました。
患者設定と飛行順番の発表があり、訓練に向け緊張感が溢れていました。
②最初は、仙台市消防の方による搬送までの流れを見学。
③ヘリポートへ上がり訓練開始。まず、防災ヘリに同乗しヘリの実際を体験!
普段では経験できない。防災ヘリに同乗し、ヘリからの移動をスタッフが経験することができました。
機内はほとんど声が聞こえないためコミュニケーションの取りづらさを実感しました。
④ヘリポートへ到着から移送訓練
仙台徳洲会病院スタッフが、それぞれ医師役、看護師役、患者役に分かれて搬送を想定して訓練を行います。
→実際、到着待機中は、強風で危険な為、モニターインターフォンにて様子を確認します。
⑤引き継ぎ訓練
防災ヘリから到着後、患者引き継ぎはヘリポート待機室にて行います。
実際を想定した訓練のため、患者設定も詳しくあり緊迫した状態で訓練に参加できました。
③-⑤を3回繰り返し行いました。
防災ヘリって何だろう…
→防災ヘリは、山岳救助や水難救助等の救助業務だけでなくドクターヘリが出動していて対応困難時の救急業務も行っています。
訓練に参加して
患者さまを安全かつ迅速に引き継ぐためにはどのようにしたらよいか改めて学ぶことができました。
また、ヘリ内は揺れるため処置等行う場合には技術向上していかなければならないと感じました。
救急車搬送と比べ、ヘリでの搬送は搬送時間が短縮できるため、当院に搬送された後の対応を私たちがどれだけ早く、的確に行うことが重要だと感じました。
当院でのヘリ搬送を受け入れできることは、地域医療の発展に大きく影響していると考えることができました。
この訓練を活かして、今後の防災ヘリ発生時に活かしていきます。
訓練を開催して頂いた、仙台市消防局の皆さんありがとうございました。
看護部Instagramにも投稿しています
防災ヘリ引継ぎ訓練の様子は看護部Instagramにも動画で投稿しておりますので、宜しければ下のバナーをクリックしてご覧下さい。