2017年11月14日、仙台徳洲会病院はISO9001:2015規格の認証施設になりました。
ISOってなんでしょう?と思いになるでしょう。わたしたちも同じでした。
病院には様々な業務を行う部署や、部署を横断する機能としての委員会などたくさんの組織があります。
これまでは、それぞれの組織で業務の改善やスタッフ教育を行っていました。悪く言うと、バラバラに行っていたとも言えます。
ISOのマネジメントは、事業運営体制や、ガバナンスの再構築に最適だという提案をいただき、前の病院でISO認証を推進してこられた院長を中心に準備を進めてきました。
当院のISOマネジメントは、職員の力量を向上し、業務の質を改善することにより、医療の質を上げることを目的としています。業務の問題抽出や原因究明、解決策の検討や検証を通じて医療のレベルアップを図る仕組みを構築しました。
ISOマネジメントは仕組みです。医療の中身ではありません。
ISO認証を受けた=素晴らしい医療をしている。ではありません。
今の仙台徳洲会病院をよい病院にするための仕組みがISOです。
この仕組みを生かし、今年より来年、来年より再来年、さらに地域に貢献できる病院を目指します。これからもよろしくお願いします。