スタッフブログ 2018/04/18

こんにちは、薬剤部スタッフです。今日はお薬の飲み方についてお話ししたいと思います。

「お薬は何で飲んだらいいの?」「お茶で飲んでいいの?」「牛乳はダメって聞いた事があるんですけれど、、、」など、患者様からご質問を頂く事があります。私がいつもお答えしている回答は、タイトルの通り「コップ一杯の水道水でお飲みください。」です。

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日本の水道水にはお薬に影響のある成分は少なく、蛇口をひねれば手に入りますので、手軽さも含め、お勧めです。

「水又は湯冷ましでお飲みください」と、記載されたお薬の説明書も良く目にします。
説明書によると、「湯冷ましは体温に近く刺激が少ないから好ましい」「冷水は胃の働きを悪くしてお薬の吸収を妨げるから、湯冷ましが適している」と、書かれています。
湯冷ましは理想的かもしれませんが、準備する手間を考えますと、水道水に軍配が上がると思われます。
水道から温水を出して飲むのも良いかもしれません。

お薬を飲む水の量は、小さ目のコップで一杯程度が良いと思われます。
飲む水の量が少ないと、お薬が食道に残ってしまったり、胃に直接お薬が触れて、食道や胃が荒れてしまう場合があります。
確実に胃に流し込むだけのお水の量をお飲みください。(ご病気により一日の水分の量に制限がある場合はその限りではありません。)


また、お薬の効き目に影響を及ぼしたり、副作用を強める事が分かっている成分があります。
アルコール、カフェイン、電解質などがあげられます。

アルコールはお薬の効き目や副作用を強くする事が知られておりますので一緒に服用しないで下さい。
カフェインはコーヒー・紅茶・お茶に含まれる成分です。カフェインも一部のお薬の効果や副作用を強めてしまう事が知られております。また、滋養強壮のドリンク剤にもカフェインを含むものがありますので要注意です。

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お薬の効き目を弱める電解質はカルシウムやマグネシウムが知られています。海外のミネラルウォーターには電解質が多く含有される商品が多いです。牛乳にもカルシウムが豊富に含まれています。

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その他にも柑橘類の果汁やビタミン類がお薬の効き目に影響を及ぼす事もありますので、ジュース類でお薬を飲むのも避けた方がよいです。

飲み物だけではなく、食べ物にもお薬の効果に影響を与えるものがあります。
過度な摂取さえしなければ、問題の無い物もありますが、わずかな摂取でも大きな影響がある薬剤もあります。
ご不明な点は、医師や薬剤師にご相談下さい。

スタッフブログ 2018/03/31

はじめまして。仙台徳洲会病院 CS(カスタマーサポート)委員会のスタッフです。
CS委員会は、主に病院サービスの質の向上を目的とした委員会で、患者さまから要望や指摘があった内容を話し合い、指摘内容の改善、サービスの向上に繋げられるような活動をしています。

当院では、今まで看護師以外の職種で身だしなみに関する明確な規定がありませんでした。
私たちCS委員会では、病院職員としてふさわしい身だしなみで業務にあたるため、身だしなみの基準・チェックリストを作成し、全職員が身だしなみに意識するよう、先月より毎月奇数週に身だしなみチェックの活動を始めました。

●爪の長さチェック

爪が伸びていないか確認します。

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●靴下チェック

靴下は柄物ではないか、穴が開いていないか確認します。

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●制服チェック

制服にしわがないか、サイズは適切か確認します。

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他にも様々なチェック項目があり、そのチェックリストに基づき、他社評価によるチェックをします。
「×」がついた項目は各自改善を図り1週間後に再度チェックをしています。

身だしなみチェックを実施した結果、各自、病院職員が身だしなみを振り返るきっかけとなり、出来ていなかった項目を理解し改善に取り組む職員が増えました。
今後も、仙台徳洲会病院を訪れる患者さまによき印象として残るように、継続して全職員で取り組んでいきたいと思います。

スタッフブログ 2018/03/29

先月、仙台徳洲会病院・シルバーホームいずみ合同の火災避難訓練を実施しました!
当院では毎年、夜間を想定した火災訓練を行っています。

今回は4階東病棟中央付近にあるリネン庫からの出火を想定した訓練です。

○本番に備え事前に参加職員への説明会も開催しました。
避難経路の確認や患者さんの搬送の仕方を確認するための説明会を行いました。

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中央からの火災なので、4階東病棟、西病棟の避難を行わなければなりません。
避難想定患者は18人、避難誘導にあたる職員は11人。
消防が病院へ駆けつける約10分間で患者さんを火元から避難させます。

○いよいよ訓練本番!
患者役は全て職員です!

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「火災が発生しました。」

全館放送をかけているのは医事課のTさんです!

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放送が流れたあとは職員同士声がけをしながら、連携をとって患者さんを誘導します。

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火災を想定している訓練なので消火栓も使用しました。

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○訓練後は参加職員で反省会です
役割によって感じることが違うため様々な意見が飛び交いました。
課題として挙がったのは職員同士の連携(主に声掛けなど)がまだ足りていない、搬送中の患者さんを不安にさせないための声掛けなどが不十分だったなどの意見が出ました。
今回出た反省点は次回の訓練で改善できるよう取り組んでいければと思いました。

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訓練を終えて感じたことは、実際に災害が起きても慌てずに行動することが大事だと思いました。
消防が駆けつける約10分間で訓練を行いましたが、すぐ消防が来るから何もせず待っていようというわけにはいきません。
少しでも多くの患者さんを救うために火元から遠ざけることが非常に重要なのです。
当院では今後も定期的に火災訓練を実施していきますが、同じ内容ではなく毎回シチュエーションを変えて訓練していく予定です。そうすることによって、実際に災害が起きた際も訓練したことを思い出して行動できるのではないかと思いました。

訓練での緊張感を日々の日常業務にも生かしていき、職員全体の防災意識を高めていきたいです!

スタッフブログ 2018/03/24

皆さんこんにちは、医療福祉相談員です。

医療福祉相談員は「MSW(メディカルソーシャルワーカー)」や 「ケースワーカー」 とも呼ばれたりしています。当院では簡単に「相談員」とご挨拶させていただいております。
現在、当院の相談員は3名体制で業務を行っています。

病院それぞれに相談員が担う役割は異なっているかと思いますが、当院の相談員は主に後方支援(退院支援)を行っており、他職種との連携が大きく関わってきます。他職種の連携として主になるのは各病棟で行うカンファレンスで、カンファレンスでは患者さんの状態やどんな治療方針で進んでいくのか共有し、その情報に基づいて今後の方向性へのサポートをすることを目的としています。

下の写真は定期的に病棟で行っているカンファレンスの風景です。
写っているのは、病棟看護師、リハビリスタッフ、相談員になります。

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このように多職種との連携を密にしながら、お互いに情報共有や意見交換を行っています。

これからも患者様やご家族の力になれるよう、スタッフ一同、日々努力していきたいと思います。

スタッフブログ 2018/03/17

当院では毎週土曜日の朝を敷地内清掃日として、スタッフ一同で病院敷地内の清掃活動を行っています。
業務開始前の30分程度ですが、スタッフ一人ひとりがビニール手袋とゴミ袋を手に外へ向かい、敷地内に落ちているごみを拾ったり雑草取りをしたりと皆積極的に活動に参加しています。
患者さまやご家族様に気持ちよく利用して頂くために、これからもスタッフ一丸となって環境美化に努めてまいります。

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