こんにちは、看護部スタッフです。
今回はWOC(皮膚・排泄ケア認定看護師)の活動の一つをご紹介します。
普段は褥瘡(床ずれ)の予防やケア、人工肛門のケアなどを中心に活動していますが、排泄にかかわるケアも力を入れています。
ブログをご覧の皆さん、くしゃみをしたらチョビ漏れした、急におしっこしたくなって我慢できない(*_*) という経験ありませんか?
おしっこの事だけに周りに相談しにくいですよね。
ではどれぐらいの人が尿漏れを経験しているのでしょう。
40代以上の男性の6人に1人、女性では3人に1人という調査もあり…意外と多い?!
特に女性は出産や加齢により骨盤底筋のおとろえがありお悩みが多いようです。
恥ずかしいし病院行きたくな、でもこのままでは困った、という方自分でもできる対策があります。
弱った骨盤底筋を鍛えると尿もれ予防に効果が期待できます。
《 骨盤底筋体操 》
1、肛門、尿道、膣に思いっきり力を入れ、キュッとしめる
2、5秒キープしたら力を抜いて10秒ゆるめる(10回くり返す)
3、次は、瞬間的にかるく肛門をしめる(10回くり返す)
4、10秒キープしたら、力を抜いて10秒ゆるめる(10回くりかえす)
ポイントは毎日続けることです!2~3週間ぐらいで効いてきます。
お仕事の合間にもできます。
朝起きた時や寝る前など、時間を決めてやるのもよし。
尿もれがなくなるまでの間は吸水パットを使用して皮膚の清潔が保てるようにしましょう。
最近は男性用の吸水パットも販売されています。
店頭で買うのはちょっと…というときは通販を利用するのもおすすめです。
骨盤底筋体操を生活に取り入れて、さわやかにおすごし下さい(^o^)