スタッフブログ 2019/01/11

こんにちは。リハビリテーション科スタッフです。
今回は当院で指導している、腰痛体操についてご紹介します。

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腰痛体操とは、筋肉を伸張・強化し、姿勢を矯正することにより、疼痛を緩和し増悪を予防しようとするものです。

以下の腰痛体操の対象は、不良姿勢や筋肉の疲労などが関連する筋・筋膜性由来の腰痛や、急性期を過ぎた腰痛症などが挙げられます。
反対に、禁忌としては、急性期の腰痛(ギックリ腰を起こした直後)、脊椎・脊髄疾患で炎症・腫瘍などのある時、全身的な基礎疾患で安静を要する時期などが挙げられています。

すべての腰痛に適応があるわけではないので、安静や鎮痛剤の内服でも改善しない強い痛みや知覚障害、筋肉の萎縮などがみられる場合は、まずは整形外科を受診して頂くことをお勧めします。

整形外科ページ

今回紹介する体操は簡便であり、且つどれも寝ながらできるものばかりです。
早速お布団の上で、テレビを見ながら、やってみましょう!

①深く息を吸い込みしっかりはきます。全身を気持ちよく伸ばしましょう。

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②片足を抱えて胸に引きつけます。頭を起こし、膝に近づけます。息をはきながら足を引きつけることを意識し、息を止めないようにしましょう。慣れたら足を引きつけた状態で数回呼吸してみましょう。

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③両足を抱えます。顎を引いて頭を起こしましょう。息をはきながら足を引きつけることを意識し、息を止めないようにしましょう。慣れたら足を引きつけた状態で数回呼吸してみましょう。

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④背中を丸めるようにおへそをのぞきます。膝を立てて行うと腰への負担が少なくてすみます。

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⑤踵をしっかりつけてお尻を上げます。お尻が沈む人は背筋やお尻の筋肉が弱くなっています。お尻へしっかり力を入れることを意識しましょう。

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⑥手を軽く広げ体を回旋させます。膝を伸ばし、反対側の肩が浮き上がらないところまで行います。

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各々5回程度行います。
ポイントは、①息をこらえないこと、②数をゆっくり数えながら1つずつの動作を丁寧に行うこと、③目的を考え意識しながら行うことの3点です。
毎日継続することで徐々に効果を感じることができます。

皆さんも全身の筋肉を気持ちよく伸ばし、腰痛を和らげて快適に過ごしましょう!

スタッフブログ 2018/12/31

こんにちは、シルバーホームいずみ通所リハビリスタッフです。
通所リハビリでも先日クリスマス会を行いましたので、その様子をご紹介いたしまーす。

今年のクリスマス会は…けんちん汁とケーキ作り!!

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ニンジン・大根・ゴボウなど、沢山の具材を準備。 皆様、もくもくと包丁で野菜を切っていらっしゃいます。
普段は包丁を握らなくなった方もお手のもの♬

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けんちん汁の完成!!
野菜の甘みが出ておいしく出来上がりました。

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こちらはケーキ作り♡
切ったイチゴをスポンジに挟んでいきま~す。
人気なチョコクリームと生クリーム。

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生デコレーションケーキの完成!!
冷やして、おやつの時間にいただきます♡

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お昼のメニューはちらし寿司と皆様で作ったけんちん汁

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午後は職員の余興からスタート
ハーモニカとオカリナの音色で昔懐かしい曲を演奏してくれました♬

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ビンゴゲーーーーーム
皆様、呼ばれた番号を必死になって探しています。

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ビンゴー!!と大きな声が聞こえてきました。
おめでとうございます♡

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今年の行事はクリスマス会で終わります。
利用者様のたくさんの笑顔が見ることが出来ました。
皆様、いつもご愛顧いただきありがとうございます。
来年もまた、お元気に通っていただけますよう 職員一同、心よりご支援してまいります。

スタッフブログ 2018/12/30

こんにちは。シルバーホームいずみ入所スタッフです。

当院の5階に入所があります。
一年を通してこちらでは色々な行事を考えております。
今回はその中の一つ、12月22日(土)に開催された平成最後のクリスマス会をご紹介いたします。

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会場である食堂に飾られたシャンパンタワー。
入所者の方々やご家族の皆さまに「キレイだね。」と近くにいらして職員に声をかけてくださいました。

お昼に召し上がられた入所者の方々、ご家族様のお膳。
とても美味しそうです。
美味しかったですよと感想を頂きました。

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午後から、フォトフレーム作りをご家族の皆さま、職員と一緒に創作をしました。

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そして、おやつは、ケーキとフルーツバイキング。
とても人気で美味しかったと好評でした。

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今年も入所者の方々やご家族様に色々な行事へ参加して頂きました。
来年も充実した一日を過ごして頂けるよう行事の企画に取り組んでまいります。

スタッフブログ 2018/12/26

今年も残すところ1週間。。早いもので年の瀬を迎えました。

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仙台市名物の光のページェントも3連休はかなりの人出!

仙台初心者の私も、渋滞を恐れず家族で観覧。。

綺麗な電球に吸い込まれそうになり、
携帯で写真を取り合う若者に昔を思い出させてもらったり、
喜ぶお子さんを高い高いと抱えるお父さんを見てホッコリしました。

そして、昨日は当院でも恒例のクリスマスケーキの部署への配達日!

役割は例年まちまちであるようでしたが、
中心はいつも外科部長の加藤医師。
今年は全身タイツのトナカイでやる気満々。

お恥ずかしながら、わたくしもサンタで参戦してみました。。
メインのサンタさんは、我が総務の○崎さんです!

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総数60個を人数に合わせて各部署に。必ず直接手渡しです。

携帯でクリスマスソングを流しながら忙しい雰囲気の部署を訪問すると
皆さん笑顔でお迎えしてくれます。。

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記念写真もパシャリ。

皆さん、写真に写るパンダさんが誰なのか???
実は、日頃物静かな外科の小○谷先生でした。

なぜにクリスマスにパンダ??
まあ可愛いから許してください。。

矢継ぎ早の訪問で申し訳なかったですが、
先生方の気持ちは届いたのではないでしょうか。

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日頃意見を交わしている上役の方ともパシャリ。

やっぱり笑顔は大切ですね。

おかげさまで、自分もたくさんの職員の皆さんを知る機会に恵まれました。

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一年に一回の行事だからこそ、
これからも大切にしていきたいですね。

もうすぐ、今年が終わります。

満足いく一年だった方も、もう少し頑張れた、、と悔いの残る方も、
終わりゆく今年に感謝を忘れず、
また新しく訪れる一年を大きな希望を持って迎えましょう!

スタッフブログ 2018/12/25

こんにちは、看護部スタッフです。

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寒い冬の時期、暖かいお風呂に入り冷えた体を暖めたくなりますよね。リラックスのため長湯してのぼせたり、うっかり寝てしまってヒヤリとした経験はないでしょうか。

この11月から2月に多い事故として入浴中に意識障害をおこし溺水してしまうというものがあります。
当院に救急搬送される方のなかには、ご家族が入浴されていてなかなかお風呂から上がってこないなと思い、お風呂の様子を見に行ったら溺水しているのを発見、救急要請される方も少なくない状況です。
皆さんのご家庭では冬の入浴で何か対策されていますか?

この事故の原因の一つとしてヒートショックが考えられます。

ヒートショックとは、急激な身体の変化により血圧の変動や脈拍の増加が起き、意識障害を引き起こすというものです。
今回はヒートショックの特徴と注意点についてご紹介します。

ヒートショックは何故起こる?

冬の寒い時期は脱衣所とお風呂場との間の気温差が大きくなり、寒冷刺激によって血圧が急上昇します。そこから熱い湯に浸かることで血管が拡張し、今度は血圧が急降下します。
また、浴室温度と湯船の温度の差も冬場は広がり、血圧が上下に大きく変動することで、さまざまな症状や病気を引き起こし事故に繋がっているようです。

ヒートショックの影響を受けやすい人はどんな人?

65歳以上の高齢者で、かつ高血圧・糖尿病などによる動脈硬化の診断を受けている人、睡眠時無呼吸症候群・不整脈の診断を受けている人が影響を受けやすいようです。

また、浴室に暖房設備がない、熱い風呂が好き、飲酒後にお風呂にはいることがある人も注意が必要です。

ヒートショックを起こさないための入浴法とは?

1、入浴前に脱衣所や浴室を暖めておきましょう

温度の急激な変化で失神したり、浴槽内で溺れてしまう危険性が高くなるため入浴前に暖める必要があります。
浴槽に湯を入れる際にシャワーから給湯すると、その蒸気で浴室の温度が上がりますのでこのような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
脱衣所にストーブ等、置かれる方もいると思いますが十分に火事・熱傷には気をつけましょう。

2、お風呂のお湯は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にしましょう

長湯をすることで、のぼせなどが原因の意識障害を起こしやすくなります。
また、体温もお湯の温度まで上昇し熱中症の症状がでる可能性もありますので注意しましょう。
半身浴であれば体温上昇が遅いため、心臓にかかる負担は少ないようです。
ただし長湯すると体温が同じように上昇する可能性があるので注意が必要です。

3、急に浴槽から立ち上がらないようにしましょう

急に立ち上がると、入浴中にかかっていた水圧が無くなり圧迫されていた血管が一気に拡張します。
脳に行く血流が減少し貧血状態になることで意識障害が起きやすい状態になります。
浴槽から上がる際は手すりなど利用しゆっくりと立ち上がるようにしましょう。

4、飲酒直後、食直後の入浴は控えるようにしましょう

飲酒後に入浴すると、脱水症状を引き起こしたり、急に血圧が上昇するといった心臓への負担が多くなります。
アルコールが抜けない状態で入浴すると注意力も低下し事故に繋がるため注意しましょう。
高齢者では、食事後に血圧が下がり失神しやすくなる場合があるので、食後すぐに入浴しないようにしましょう

5、入浴する前に同居者にお風呂に入ることを声掛けし、時間が長い場合はお風呂場の様子を見に行く、声掛けしてもらいましょう

発見が早く事故に繋がらない、処置が速く救命されたといったケースもありますので、ご家族の入浴時間がいつもより長いと感じたらお風呂場で一声かけてみて下さい。

ヒートショックは、私たちの身近にあるリスクで誰もが起こりうる危険を秘めています。
皆さん、ヒートショックを起こさないようにぜひ参考にしてみて下さい。