「こども仕事体験」イベントに参加してきました

平成30年5月3日(木・祝)にアリオ仙台泉様の企画で地域活性事業の一環として、地域児童への防犯や防災、救命の積極的な普及啓発並びに職業として地域住民の方に広く周知を図ることなどを目的とした「こども仕事体験」という企画に参加させていただきました。

参加団体は当院のほかに、

  • 【警察】宮城県警察・泉警察署
  • 【消防】仙台市消防局泉消防署
  • 【自衛隊】自衛隊宮城地方協力本部
  • 【アナウンサー】せんだい泉エフエム放送株式会社

といった団体・企業が参加されました。
企画の内容としては、各団体・企業が講話や実演をし、その後、子供たちに希望する職種のしごとを体験してもらうといった流れで行われました。
当院では、看護部長・外来看護師が登壇し、看護師が普段どのような仕事をしているか講話をしました。

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講話の後にこどもたちから質問を受けましたが、年間の救急の件数や患者さんがどのくらい来院されるかなどの現実的な質問や、看護師をやっていて何が一番うれしいか質問され、「患者さんが元気になって帰ることができたときにうれしいです。」と回答しました。

講話が終わり、しごと体験の時間になると、当院のブースにもたくさんの子供たちが来てくれました。
しごと体験では、子供用のナース服や白衣を着用してもらい、包帯、絆創膏の使い方講座、脈や血圧の測定、車いすの押し方体験、赤ちゃんのおむつ交換体験、聴診器で心臓の音を聞いてみるなど、医師や看護師の仕事を実際に体験してもらいました。

●赤ちゃんのおむつ交換体験

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●包帯や絆創膏の使い方講座

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●聴診器の使い方や血圧測定の体験

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中でも、実際の赤ちゃんと同じ重さの人形を使った赤ちゃんのおむつ交換が人気で、熱心に看護師の話を聞き、おむつ交換を一生懸命している姿はほほえましかったです。

当初は20名の定員で事前の受付が必要でしたが、飛び込みで参加したいという子供たちも多かったので、飛び込み参加も可とし、たくさんの子供たちに体験してもらうことができました。

今回の体験を通して、病院のことを地域の皆さまに知っていただくとともに、子どもたちが医師や看護師の仕事に興味を持ち、将来、医療職を志すきっかけになることを期待したいと思います。