スタッフブログ 2018/07/14

こんにちは。CS委員会スタッフです。
当院では7月7日に七夕の飾りを行いました。
一階フロアに笹飾りと吹き流しを数カ所飾っています。
色とりどりの飾りつけでとても華やかになりました。

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こちらの吹き流しは当院併設のシルバーホームいずみの通所リハビリ利用者さんに作成していただきました。
とても素敵な吹き流しです!!

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※作成している様子を後ろから撮らせて頂きました

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入院中の患者様も短冊に願い事を書いていただき、 多くの方が「健康」や「幸せ」について願われており、改めて健康でいることの大切さを認識しました。

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微笑ましい願い事もあり、私たち職員一同笑顔と優しい気持ちになりました。
ここにあるすべての願い事が叶いますように。

スタッフブログ 2018/07/12

平成30年6月30日(土)にトリアージ訓練を実施しました。
トリアージとは災害発生時に多数の負傷者が発生した際に適切な処置・搬送を行うために傷病者の優先順位を決めることで、実際に災害が起きた際に正しくトリアージを行うことが出来るよう、災害を想定した訓練を行いました。

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今回は実際の災害でも使用されているトリアージタッグを使用した本格的な訓練となりました。

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トリアージタッグとは、治療や搬送の優先順序を判定するためのもので、判定結果は4色のマーカー付きカードで表示されます。
不要な色の部分は切り取り、先端にある色で状態を表し、一般的に傷病者の右手首に取り付けられます。

トリアージタッグ優先度

  1. 赤  :重症(速やかな治療が必要な方)
  2. 黄  :中程度(生命に影響はないが放置しておくと生命に危険がある方)
  3. 緑  :軽傷(救護処置で間に合う方)
  4. 黒  :不搬送(体幹や頭部に重大な損傷がある方)

実際の災害を想定し、負傷者のメイクをした患者役職員に対してチームを組み、相談しながら(脈・呼吸・声がけに対しての反応など)少ない情報からトリアージを行い、その後トリアージタッグごとに患者振り分けを行い、問診をとりました。

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初めてのトリアージ訓練はオーバートリアージ(実際の状況より優先度を高くしてしまうこと)が多く、短時間で行うことの難しさを感じました。

実際に災害が起きた際に対応できるよう、これからも訓練を行っていきたいと思います。

スタッフブログ 2018/06/30

こんにちは、看護部スタッフです。

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夏になり、皮膚科では「小さな赤いブツブツがカユイ」という症状の患者様が急増中です。
夏場、皮膚に“ブツブツが出てカユイ症状”の方がなぜ多い傾向にあります。
なぜでしょう…?
皮膚科の先生に聞いてみました!
夏場のその症状の原因は、大きく分けて
虫さされ・草花のかぶれ・汗のしっしん・日光のしっしん4つのパターン!

●虫さされ:公園や庭に、夏場に出現する毛虫(チャドクガの幼虫)の体毛(毒針毛)がふんわり飛んで皮膚に付着する事でブツブツがでることが多い!庭仕事や公園の植え込み付近に行ったあとにブツブツが生じるが、毛虫に触れたことに気付かないケースがほとんど!

●草花のかぶれ:グリーンカーテンとして夏の日差し予防に使われることもあるセイヨウキヅタや、ヤツデ、ノウゼンカズラ、ラカンマキ、クスノキなどなども皮膚炎を起こすと言われています。

●汗のしっしん:夏場は高温多湿の気候になることで、汗をたくさんかくことや、ばい菌の増えやすい季節のため、皮膚に刺激となってしまいます。

●日光のしっしん:夏場は、冬場に比べて皮膚を露出する事が多いことで、皮膚に日光が刺激となり症状がでます。変わったところでは、湿布剤を皮膚に貼ったまま外に出ることで、光アレルギー性接触皮膚炎を起こしてしまいます。湿布剤の中には、ケトプロフェンが含有されている事が皮膚炎誘発の原因となってしまいます。

これらの「小さな赤いブツブツがカユイ」症状がおきたら…

自宅で出来る対策は?!
→ ①ひんやり気持ちいい程度に冷やしましょう
(まずは氷水かアイスノンで)
→ ②カカナイこと! 掻いてしまうと悪化するばかり…
→ ③あらかじめ外へ出る時は、長そで・帽子・サングラスで皮膚を防御!

あとは、皮膚科へ受診しましょう。診察し、軟膏を塗ったり・カユみをおさえるお薬を飲んで治しましょう。

女性の方々必見!!
夏場の日差しの影響で、シミ・そばかすが増えてしまいます…
日焼けのし過ぎなどお肌のトラブル対策には、
→ トラネキサム酸+ビタミンCを飲む!!(2種類併用飲み薬です)
※美容目的では、保険適用外となり、当院皮膚科では処方できない場合もありますので、
“新しくできてしまった日焼けで”のお肌の症状がある場合のみ
皮膚科を受診してご相談ください。

皮膚科ページ

スタッフブログ 2018/06/29

先日、防災委員会主催の「消火器使用訓練」を実施しました。
当日は消防士の方の講話から始まり、その後実際に消火器を使用した放水訓練を行いました。

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以下は実際に訓練に参加した職員の感想です。

◎今回消火器・消火栓の使用方法を学び、実際に水消火器にて消火訓練をしました。
もし火災が起きた際、消防隊が到着するまでの間に自信を持って初期消火に対応できるように今後も継続して訓練する必要があると感じました。

◎今回、訓練に参加して消火器の取り扱いについて、普段目にすることはあっても、初めて手にすることで、その重量感に驚きました。
また、突然の災害時に冷静に対処する重要性を学び、消火設備についても改めて確認することが出来ました。日々の業務の中で万が一に備え、防災意識を持ち、しっかりと取り組んでいきたいと思います。

◎消火器のピンを抜いたらどうなるのだろうか・・・と物心ついた時からずっと興味がありましたが、今まで消火器に触れる訓練に参加したことがありませんでした。今回は水の出る消火器なら万が一失敗しても被害は少ないかなと思って参加しました。
消防士さんのご指導が分かりやすく、ピンを抜き、狙い通り放水することが出来ました。

今後も万が一の非常事態に備えて、こういった訓練を定期的に行っていきたいと思います。

スタッフブログ 2018/06/28

こんにちは、栄養管理室スタッフです。
今回から食事療法についてシリーズでご紹介したいと思います。

第1回目は「血糖値を上げにくいバランスの良い食べ方」についてお話したいと思います。

「血糖値」という言葉は、聞いたことがありますか?血糖値とは血液中のブドウ糖の量を測定した数値のことです。
食品を食べたり、飲んだりすると誰でも食後は血糖値が上がります。

そこで・・・バランスよく食べて血糖値を上げにくくする方法があります。
バランスの良い食べ方というと、毎食 主食(炭水化物)・主菜(たんぱく質のおかず)・副菜(野菜のおかず)を組み合わせて適量を食べることです。

どれかが欠けていたり、少なくしすぎたり、多くしすぎてもよくありません。

減塩食メニュー

また、血糖値を上げにくくするために積極的に食べたほうが良い食品があります。

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それは・・・野菜です。
野菜には食物繊維が豊富に含まれ、食後の血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。
また、野菜を食べることにより、腹持ちが良くなります。
内容は何でも良いわけではなく、糖質の多い野菜類(芋類、とうもろこし、蓮根、南瓜等)は控え、それ以外の緑黄色野菜、淡黄色野菜、海藻、きのこ類を積極的に食べる事をお勧めします。
なるべく 緑黄色野菜 1 : 淡黄色野菜 2 の割合で組み合わせましょう。

①野菜摂取の効果の一例

  • コレステロールの吸収を抑制してくれる働きがある
  • 血圧を下げてくれる効果のあるカリウムが豊富に含まれる
    ※カリウムを制限されている方は野菜の摂り過ぎにご注意ください
  • 腸内環境の改善に役立つ(便秘・下痢の解消)

②食べる量の目安

1日分で350gは必要です。

■手ばかりの目安量
生野菜なら、両手のひら 山盛り1杯分・・・およそ120g / 1食分
温野菜なら、片手のひら 山盛り1杯分・・・およそ120g / 1食分

皆さんも今日から血糖値を上げにくくする食生活を始めませんか?
食物繊維の効果を得る為に、野菜はジュースにするよりも、形のあるままで食べましょう。
興味のある方はぜひお試しください。

次回は「バランス良く食べるコツ」についてご紹介したいと思います