スタッフブログ 2023/12/14

こんにちは、眼科スタッフです。
最近眩しい、霞んで見える、ぼやけて見えるなどの症状はありませんか?
もしかしたら白内障の症状かもしれません。

白内障とは?

白内障とは眼の中にあるレンズ(水晶体)が濁ってしまい、視力低下をおこす病気です。

多くは加齢によるものですが先天性におこったものや外傷、全身疾患を原因とする場合もあります。
軽度の白内障であれば目薬などで様子をみますが、進行してくると手術が必要になります。
手術を行えば白内障は治すことができます。 手術を考えるタイミングとしては日常生活に不自由がでてきたときです。 濁った水晶体を透明な人工レンズ(眼内レンズ)に置き換えることで白内障によって低下した視力を回復させることができます。 当院では日帰りと入院で白内障手術を行っております。

  • 細隙灯顕微鏡で撮影した手術前の眼の写真

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  • 細隙灯顕微鏡で撮影した手術前の眼の写真

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白内障について気になることや手術について分からないことがありましたら、お気軽に眼科までご相談ください。

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スタッフブログ 2023/12/11

こんにちは。検査科スタッフです。
現在検査科には男性7名、女性14名、計21名の技師が在籍しています

当院検査科の業務は大きく4つの部門に分かれています

1階では直接患者様の検査を行う生理検査、2階では患者様から採取した検体等を検査する検体検査、細菌検査、病理検査があります。
また採血業務にも携わっています

当院では緊急検査に対応するため休日夜間も項目を限定し、2名体制で検体検査、生理検査を行っています。
またどの部門も正確かつ迅速に検査結果を提供できるように日々努力しています

約2年前に新病院になり、4つの部門ごとには部屋に分かれましたが、部門間で連携を図り協力し合い日々の業務を行っています

今回は各部門について簡単にご紹介します

検体検査室

採血で採取された血液の検査(生化学・免疫検査、血液検査)、尿や便の検査(一般検査)、輸血検査を1フロアで行っています

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細菌検査室

採取された喀痰・尿・便・血液などを用いて感染症の原因と考えられる病原性微生物を検出同定しています

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病理検査室

患者様の臓器やそのほかの組織の一部や細胞を調べ、病気の診断を行います

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生理検査室

各臓器の形態や機能を調べる検査(心電図検査・肺機能検査・超音波検査やその他の検査)を全て個室で行っています

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スタッフブログ 2023/11/28

こんにちは、4階北病棟スタッフです。
今回は私たちが勤務する4階北病棟『回復期リハビリテーション病棟』について紹介します。

☆回復期リハビリテーション病棟とは?☆

病気やけがで手術などの治療を受け、病状が安定しはじめた頃(発症・手術後から1ヶ月程度)を回復期といいます。
この時期に集中的なリハビリテーションを行うことで低下した身体機能や能力が回復しやすくなります。
しかし合併症などのリスクもまだ残っている時期でもあります。
そこで患者さんが安全にリハビリテーションへ参加できるよう必要なケアを受けながらリハビリテーションを行うことができる病棟を回復期リハビリテーション病棟と言います。

☆回復期リハビリテーションの対象疾患☆

対象疾患 入院期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後もしくは手術後の状態または義肢装具訓練を要する状態 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷 180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折または2肢以上の多発骨折の発症後または手術後の状態 90日
外科手術後または肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態 90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靱帯損傷後の状態 60日
股関節または膝関節の置換術後の状態 90日
急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患または手術後の状態 90日

☆回復期リハビリテーション病棟はどんな事をするの?☆

回復期リハビリテーション病棟では身体機能の回復や能力の改善に向けて様々なリハビリテーションを行います。
身体機能の面では座る・歩く・車いすに移動するなど患者さんそれぞれに合わせたゴールに向けてリハビリテーションを行っていきます。
身体能力の面では、日常生活動作(服の着脱や食事摂取、トイレ動作など)のリハビリテーションを行っていきます。
また職場復帰や家庭復帰、趣味活動再開など患者さん自身のライフスタイルに合わせたリハビリテーションも行っていきます。
機能や能力のゴールは患者さんそれぞれで違います。そのため、患者さん本人やご家族、専門スタッフと相談しながら設定していきます。

☆病棟の機能と役割について☆

病棟では自宅復帰を目標としリハビリテーションの提供や合併症を予防するためのケアを実施していきます。
具体的には、患者さんのゴールに合わせたADL(日常生活動作)向上や寝たきり予防、認知力低下予防などが上げられます。
患者さんが早期に退院できるよう各専門スタッフと協力しリハビリテーションを行っていきます。

☆レクリエーションの支援☆

4階北病棟では月に数回レクリエーションを行っています。
季節を感じられるような制作活動や楽しい運動活動を通して気分転換を図りながら患者さんがリハビリテーションに参加できるよう支援しています。
レクリエーションを行うことで、気分転換の他にも「運動不足の解消」、「コミュニケーションによる社会生活の維持」「楽しみがあることによる意欲の向上」などを目的として行っています。

☆回復期リハビリテーション病棟のリハビリ☆

病棟専任の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がリハビリを担当します。
前述の通り、患者さんそれぞれに応じたリハビリのお手伝いをさせていただきます。 生活の場で必要な動作を習得するため、屋外歩行練習や買い物練習、家事動作練習(炊事、洗濯、掃除等)も行っています。 また、実際にご自宅に伺って、環境や動線を確認させていただくなどの退院前訪問指導も実施しています。

☆チーム医療☆

回復期リハビリテーション病棟では、患者さん一人ひとりに合わせた計画を立て専任スタッフによるリハビリテーションを実施しています。
当院では最先端のスマートベッドシステムを導入しており、患者さんの睡眠時間や状態などモニターを通していち早く確認できるシステムがある為、安心して入院生活を過ごす事が出来るようになっております。 患者さんが1日も早く快適な日常生活を送ることが出来るように、積極的に患者さんと関わりを持ち、各分野のスペシャリストが連携をとりながら、医療・介護サービスを提供しています。 医師、看護師、薬剤師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚療法士(ST)、管理栄養士、看護補助者、ソーシャルワーカー(MSW)、医事課など各職種がチームとなり支援しています。

最後に

看護部の理念【心にとどく看護を実践する】を意識してスタッフはお仕事をしています。

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スタッフブログ 2023/11/09

こんにちは、救急外来スタッフです。
10月13日に仙台徳洲会病院ヘリポートにて仙台市消防局さんと、防災ヘリ発生を想定した引き継ぎ訓練をERの医師、看護師、救急救命士などの医療スタッフとともに行いました。
今回は、去年度から引き続き2回目の開催となりました。

去年は、雨で1回のみの飛行で中止となり、リベンジも兼ねた2回目の今年。
訓練当日は天気がよかったですが…風が強く、飛ばされそうでした。

①訓練前のミーティングを行いました。

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3回の飛行訓練を予定し、一連の流れをみんなで把握し、ヘリでの注意点も事前に話しあいました。
患者設定と飛行順番の発表があり、訓練に向け緊張感が溢れていました。

②最初は、仙台市消防の方による搬送までの流れを見学。

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③ヘリポートへ上がり訓練開始。まず、防災ヘリに同乗しヘリの実際を体験!

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普段では経験できない。防災ヘリに同乗し、ヘリからの移動をスタッフが経験することができました。
機内はほとんど声が聞こえないためコミュニケーションの取りづらさを実感しました。

④ヘリポートへ到着から移送訓練

仙台徳洲会病院スタッフが、それぞれ医師役、看護師役、患者役に分かれて搬送を想定して訓練を行います。

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→実際、到着待機中は、強風で危険な為、モニターインターフォンにて様子を確認します。

⑤引き継ぎ訓練

防災ヘリから到着後、患者引き継ぎはヘリポート待機室にて行います。

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実際を想定した訓練のため、患者設定も詳しくあり緊迫した状態で訓練に参加できました。

③-⑤を3回繰り返し行いました。

防災ヘリって何だろう…

→防災ヘリは、山岳救助や水難救助等の救助業務だけでなくドクターヘリが出動していて対応困難時の救急業務も行っています。

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訓練に参加して

患者さまを安全かつ迅速に引き継ぐためにはどのようにしたらよいか改めて学ぶことができました。
また、ヘリ内は揺れるため処置等行う場合には技術向上していかなければならないと感じました。
救急車搬送と比べ、ヘリでの搬送は搬送時間が短縮できるため、当院に搬送された後の対応を私たちがどれだけ早く、的確に行うことが重要だと感じました。
当院でのヘリ搬送を受け入れできることは、地域医療の発展に大きく影響していると考えることができました。

この訓練を活かして、今後の防災ヘリ発生時に活かしていきます。
訓練を開催して頂いた、仙台市消防局の皆さんありがとうございました。

看護部Instagramにも投稿しています

防災ヘリ引継ぎ訓練の様子は看護部Instagramにも動画で投稿しておりますので、宜しければ下のバナーをクリックしてご覧下さい。

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スタッフブログ 2023/10/31

こんにちは、外来看護師です。
今回は、外来患者様からいただいてカウンターに飾っているものをいくつかご紹介したいと思います。

内科カウンター

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手作りの竹とんぼ、可愛らしいですね。涼しい季節に合っていて内科外来に来ていただいている患者様方にも好評です。
右の写真は折り紙細工です。丁寧なつくりで素敵ですね。内科カウンターをカラフルに彩ってくれています。

泌尿器科カウンター

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綺麗なお写真ですよね。通院している患者様がお越しになる度に印刷して持ってきてくださるのだそうです。
手作りのぬいぐるみ、和みますね。泌尿器科カウンターのスタッフも、いただいたかぼちゃにお顔を描いてあげていました。

こうして患者様とお話したり、お顔を合わせたりすることは外来で働くスタッフとしてとても楽しい時間のひとつです。
長く仙台徳洲会病院へ通院されお顔と人となりをよく知る患者様もいらっしゃいますが、その日一期一会の患者様もおられることは忘れてはなりません。
外来は「病院の玄関」であるという意識を持ち、一人一人の患者様へ誠心誠意対応しております。
外来看護師、事務を含めてスタッフ一同、温かみのある病院を目指して参ります。今後ともよろしくお願いいたします。