スタッフブログ 2023/09/15

こんにちは、薬剤部スタッフです。

皆さんはいつもお薬を何で服用していますか。
多くの方はお水でと答えられるかと思いますが、お茶やジュースでという方も珍しくはないと思います。
そこで少し注意させてください。その飲み合わせは本当に大丈夫ですか。
飲み合わせと聞くとお薬同士を連想するかも知れません。ただ中には飲み物でお薬の効果に影響を与えるものがあります。

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例えば降圧剤の中にはグレープフルーツジュースと一緒に服用すると効果が強まり過度に血圧が下がってしまう場合があります。
血圧は下がりすぎるとめまい・頭痛などの症状がでるため気をつける必要があります。
お薬はコップ1杯程度のお水またはぬるま湯で服用することが推奨されています。
また飲む水の量が少なすぎても誤嚥やうまく溶けずに副作用をきたす場合があるため注意してください。
ただやはりお子様などどうしてもお水で飲むのは苦手な方もいらっしゃるため、何か分からないことがあればいつでも薬剤師にご相談ください。

スタッフブログ 2023/09/08

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こんにちは、医事課スタッフです。
今回は病院で最初の窓口である受付の部署、医事課について紹介をしたいと思います。

医事課とは?

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患者さまが病院を訪れた際に受付、対応をする窓口業務と、診療費の計算及び診療報酬明細書(レセプト)を作成し、保険者(社会保険支払基金や国民健康保険団体連合会等)に請求する保険請求業務の大きく2つの業務を行っている部署が医事課です。
診療費に関するご相談やその他ご質問などご不明な点がある場合お気軽に窓口にお問い合わせ下さい。

医事課としての心構え

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受付業務は医療事務の代表的な仕事です。専門知識以上に人間性が問われる業務であり、来院された患者さまに安心して受診していただく事が大切な役目と考えております。
受付は笑顔を絶やさず臨機応変な対応が必要とスタッフ一同心がけ、患者さまが快適かつ円滑に診療を受けていただけるように外来待ち時間及び会計待ち時間の短縮にも日々努めております。

外来

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患者さまが来院した際、最初にお会いするところが医事課となります。来院された方が抱えている病気などの不安を少しでも和らげ、笑顔で、親切丁寧な待遇を行うように心がけています。
外来では主に受付業務、検査案内、会計業務を行います。
医師や看護師、検査科や放射線科などの多職種との関わりも深い部署です。
スタッフ一丸となって患者さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診察が行えるよう日々コミュニケーションを大事に業務にあたっています。

入院

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入院事務業務は、主に一般的に入退院の手続きや入院診療費の請求業務です。
入院費用は外来費用よりも医療費が高額になるため、高額療養費制度の説明案内も重要業務のひとつです。
入院から退院まで患者さま、患者さま家族によりそって案内をし、患者さまが安心して過ごすためのサポート役を担っております。

時間外窓口

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平日の時間外、土曜、日祝日に関しましては時間外窓口での受付になります。
入院を必要とするような緊急性の高い患者さまを24時間体制で受け入れております。
当院は救急指定病院の認定を受けており、24時間の救急医療に対応しており、 夜間、休日は当直体制で、内科系及び外科系の医師各1名で診療を行っております。 当直医は専門医でない場合があるため、応急的な処置になってしまう場合や症状によっては来院していただいても診察できない場合もございます。予めお電話でお問い合わせ下さい。
また救急車が重なった場合は、待ち時間が発生する場合もございますのでご了承下さい。

最後に

仙台徳洲会病院の理念である
「あなたとあなたの家族によりそう」
をもとに患者さまによりそった丁寧な対応を心掛けたいと思っております。

スタッフブログ 2023/09/01

こんにちは、広報スタッフです。
長らく休止しておりましたスタッフブログですが、本日より再開致します。
また患者さま向けの情報や当院で取り組んでいること、スタッフの日常など、定期的に情報発信していきたいと思いますので、ご覧頂ければと思います。

新築移転後、初の災害訓練を行いました

当院では8月19日(土)に新築移転後初の災害訓練を行いました。
今回の災害訓練では、旧病院でも行っていたトリアージ訓練を中心に行いました。

トリアージとは災害発生時に多数の負傷者が発生した際に適切な処置・搬送を行うために傷病者の優先順位を決めることで、実際に災害が起きた際に正しくトリアージを行うことが出来るよう、災害を想定した訓練です。

トリアージ訓練の様子


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災害対策本部では被害状況の集約を行いました

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訓練後は報告会で問題点をまとめました

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トリアージ訓練は以前、旧病院で行っておりましたが、新病院になってからは初の訓練となりました。
今回の訓練ではWEB会議ツール「Zoom」を使用して被害状況報告を行ったり、職員の安否確認も同時進行で行ったりと新しい取り組みも行いました。
今後も定期的に訓練を行い、いざという時のために取り組んでいきたいと思います。

※以前旧病院で行った訓練もスタッフブログに載せておりましたので、宜しければ以下からご覧下さい。

旧病院でのトリアージ訓練(2018.7.12スタッフブログ)

スタッフブログ 2022/02/25

当院では新病院移転に伴い医療機器が一新されます。特に放射線機器は、大幅に新規導入いたします。
今回導入される機器をご紹介いたします。

全身用X線CT診断装置  Aquilion ONE / PRISM Edition 

低被ばく・低侵襲で体にやさしいCT検査を

この装置は、瞬時に細かく320断面(スライス)が同時に撮影できる世界最高水準のマルチスライス技術を搭載しており、撮影時間の大幅な短縮が可能です。
胸部疾患や腹部臓器(肝・胆・膵・腎・膀胱・その他)疾患の検査に絶大な効果が得られ、最薄0.5mmスライスの高精度な画像は、検査後の治療計画から治癒まで幅広くお役立て頂けます。 

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CT検査(コンピューター断層撮影)とは?

肺や心臓、大腸などの臓器の診断をするときに使用することが多い機器です。
中でも体の最も大事な器官が集まっている胸部や内臓が入っている腹部では隠れている病変を見つけ出すことに大きく役立ちます。胸部CTで主に見つかる病気としては、肺がんや肺炎、肺気腫、肺結核、気管支拡張症などがあります。また心臓CTでは、心臓の弁や心膜、心筋、大動脈などの検査を行い、異変を見つけることができます。腹部では、肝臓や腎臓などにできたがんや結石、胆嚢炎や膵炎、大動脈瘤などの診断に使われます。膵臓や胆嚢などの内臓にできたがんは診断しづらいためCTによる診断は大変有効な手段となります。
今回導入されるCT装置は 瞬時に細かく320断面(スライス)が同時に撮影でき、従来のものより撮影時間の大幅な短縮が可能で、低被ばく・低侵襲で体にやさしい安全面にも配慮された患者様にやさしいCT装置となっております。

 

最新の画像再構成技術により、低線量撮影時に発生するノイズを大幅に改善、従来に比べて1/4程度の被ばくで撮影が実現します。

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*120KVと比較した80kV時の参考値

新装置では、1回転で16cmの範囲を撮影可能であり、それに伴って撮影時間が短くできます。
短時間で撮影できることにより、血管などを写すために必要な造影剤の量を抑えることが可能です。
それにより、従来に比べ、負担の少ないCT検査が可能となります。

 

MRI装置 Philips社製 Ingenia 1.5T Evolution

より高速、より快適に。患者様中心の検査環境を提供します

新病院へ導入する新しいMRI装置は、患者様に安心感を与えるガイダンス機能、寝台上の快適性を改善し不安や苦痛といった検査中のストレスから解放し、一貫性の高い検査を可能にします。
また高速化により限られた検査時間の中で確信度の高い画像診断を行うことができ、頭部、腹部、整形領域、心臓領域など幅広いニーズに対応することが可能です。

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MRI検査(核磁気共鳴画像法)とは?

脳、筋、骨格の診断をするときに使用することが多い機器です。
骨によるアーチファクト(散乱線やノイズ)が少なく、骨で囲まれた頭蓋内病変はCTよりもMRIが描出に優れています。腰椎椎間板ヘルニアや靭帯損傷、肉離れ、骨軟部腫瘍、半月板損傷など、骨以外の運動器の異常の評価にも使われます。

血管撮影装置 シーメンス社製 Artis zee BC PURE

さらなる画質の向上と被ばくの低減。スムーズなインターベンションをサポート

この機器はよりコンパクトに設計されており、多彩なポジショニングを可能にすることで術者のストレスを軽減します。
また高画質、低被ばくに加え優れた操作性を兼ね備えた最新機器になります。

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ハイブリッド手術室用システム GE社製 Discovery IGS7

空間を有効活用し効率的に手術ができる環境を作り出します

レーザーガイドによる「自走式Cアーム」というスタイルを持つシステムです。
コンパクトに移動しスタッフへの干渉を最小限に且つ安全に動作させることができます。

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■最新の技術により、低侵襲で高度なインターベンションを実現するために、より快適で安全な治療環境を提供します。

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核医学検査 ガンマカメラ SIMENS社製 Symbia Evo Exele

高感度、高画質の検査を提供します

このガンマカメラは高感度の検出器を備え従来より短時間での収集(撮影)が可能になります。
また高性能な画像処理、解析ソフトウェアを有し的確な診断を担う機器になります。コンパクトな機器、寝台の設計のため患者様の負担も軽減され快適に検査を受けていただくことが可能になります。

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フラットパネルディテクタ搭載乳房X線診断装置 Senographe Pristina

検査に関わるすべての人に優しさを・・・

こちらは乳房専用の撮影装置です。
不安を抱えながら検査に臨む女性の緊張を和らげ、リラックスして検査を受けていただけるよう、体が触れる部分の形状は痛みの感じ方を軽減できるよう可能な限り薄く丸みを持たせたデザインを採用しました。
また、フラットパネル型デジタルディテクタを採用することで、少量のX線量で質の高い画像を撮影することができます。

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受診者に触れる角の部分は丸みを帯びており特に腋下の痛みを軽減

 

X線骨密度装置 HOLOGIC社 Horizon 

寝た状態でたったの10秒骨密度測定

こちらは骨密度測定装置です。腰椎、大腿骨を胸部レントゲンと同程度の線量で10秒で測定することができます。

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本日は放射線科で新たに導入する機器の情報をご紹介致しました。

スタッフブログ 2022/02/17

残すところ1か月半で当院は新築移転を迎えます。移転の際、最大の問題はいかに安全に入院中の患者様を新病院に移すかです。
当院の250名を超える入院患者様を4月1日移転日一日で移送する予定で現在準備をしており、今回のリハーサルは重要なイベントとなります。

リハーサル開始前 全体説明

リハーサル当日は約160名の職員が現病院側、新病院側に分かれて準備を進めます。入念な打ち合わせの後、決められた担当に扮し、実際病棟から模擬患者さんを救急車に乗せていきます。

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新病院側でも全体説明を行っています。

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患者移送リハーサル開始

今回は20名の模擬患者さんの移送にあたります。

患者様を救急車用ストレッチャーに移動し、救急車に乗せて移動します。

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新病院に救急車到着

救急車が新病院に到着したら、準備している車いす・ストレッチャーに移動します。

建築途中の新病院は暖房が入っておらず、かなりの寒さの中での活動となりました。

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リハーサル終了後

リハーサル終了後は各役割からの報告を行い、反省会を行いました。

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リハーサルは約3時間行いました。
次回は3月12日に2回目の患者移送リハーサルを予定していますので、今回の反省を踏まえて臨みたいと思います。

新病院の現在の状況について

今回リハーサルの撮影をする中で撮影したエントランスの写真になります。

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