スタッフブログ 2019/05/23

こんにちは、放射線科のWです。段々と暖かい日が増え、夏が近づくのを日々感じています。

元号も変わってすぐの5/11.12に、当院初となる「新人教育研修合宿」を行いました。

20190522-10

この合宿は4月に新人として配属された様々な部署の、新卒、既卒合わせ36人を対象に、スタッフ岩沼市にある岩沼リゾートにて1泊2日で行わせていただきました。

この合宿では『横のつながりを深める』ということを目標に、様々な講義や夜に行われる懇親会で披露してもらう出し物の練習を通し、新人を3つの組に分けて交流を深めてもらいました。

新人教育研修合宿1日目

1日目は講義を中心に行いました。講義は部署の先輩たちが講師となって、新人に覚えておいてもらいたいことを真面目に、時にはユーモアを混ぜながら一生懸命に教えていました。
新人の皆さんも集中して講義に臨んでいたので充実した時間を過ごせていたと感じました。

20190522-15
20190522-11
20190522-16

講義だけでなくサポートが必要な患者さんに対する対応や、外部の方に対するマナー対応等、実技も含めて行いました。
医療従事者として患者さんと接することは日々あることなので、皆一生懸命取り組んでいました。

20190522-14
20190522-12

講義の後は懇親会で取り組む出し物の練習を各組で行いました。
患者さんに対して最善の医療を提供するためには、高いチームワークが必要不可欠。
出し物練習はそんなチームワークの向上を目的として行いました。

20190522-13
20190522-19

合宿1日目の夜は、当院外科の加藤先生、看護部長、各部署長を呼び、合宿1日目の報告と出し物を披露しました。
各組の皆さん、協力して一つの物事に取り組むことができました。

20190522-18
20190522-03

新人教育研修合宿2日目

2日目は朝6時に起床し、ラジオ体操と朝レクを行いました。
朝の太陽の光はとても気持ちが良く、皆リフレッシュして2日目の講義に備えることができました。

20190522-04
20190522-20

その後は、当院整形外科の吉田秀一先生の講義から始まり、「電話対応」や「介助法」のテストを行いました。
難しい内容の電話に対する応答や、患者様に怪我をさせないための介助も仕方など、医療関係者にとっては重要な事を学んでもらいました。

20190522-07
20190522-17
20190522-01

新人教育研修合宿を終えて・・・

2日間はあっという間に過ぎ、スタッフとして参加した私も、研修を通じ新人と共に楽しく学ばせていただきました。
1年前から準備をしてきて、当院初めての行事ということもあり、不安や大変なこともいっぱいありましたが、新人の笑顔を見ることで、頑張って良かったと心の底から思いました。

同期の仲間というものは社会人にとって、とても大切なものだと思います。今回できた仲間と共に、病院をもっともっと盛り上げていきましょう。辛い事も必ずあると思いますが、その時は同期や先輩たちを頼って、乗り越えてほしいと願っています。

最後になりますが、第1回目となりました「新人教育研修合宿」は様々な人の協力で成功することができました。スタッフとして参加してくれた職員、岩沼リゾートの職員の方々。そして、この研修合宿を楽しく過ごしてくれた新人の皆さんに感謝しています。

20190522-09

スタッフブログ 2019/03/31

20190331-01

 

こんにちは、医事課スタッフです。
今回は後期高齢者医療被保険者証についてご説明したいと思います。

平成30年8月より3割の方のみ自己負担上限額が変更になりました。

自己負担限度額早見表(月額) ※平成30年7月まで

所得区分(適用区分) 外来(個人) 外来+入院(世帯)
現役並み所得者 57600円 80100円+(医療費-267000円)×1% 〈44400円〉
一般 14000円 (年間144000円上限) 57600円 〈44400円〉
低所得Ⅱ(区分Ⅱ) 8000円 24600円
低所得Ⅰ(区分Ⅰ) 15000円

自己負担限度額早見表(月額) ※平成30年8月より

取得区分(適用区分) 外来(個人) 外来+入院(世帯)
現役並み取得者 課税取得 690万円以上(現役Ⅲ) 252600円+(医療費-842000円)×1% 〈140100円〉
課税取得 380万円以上(現役Ⅱ) 167400円+(医療費-558000円)×1% 〈93000円〉
課税取得 145万円以上(現役Ⅰ) 80100円+(医療費-267000円)×1% 〈44400円〉
一般 18000円 (年間144000円上限) 57600円 〈44400円〉
低所得Ⅱ(区分Ⅱ) 8000円 24600円
低所得Ⅰ(区分Ⅰ) 15000円

 ※〈 〉内の数値は、直近12ヶ月以内に、外来+入院(世帯)の高額療養費が3ヶ月以上該当した場合の、4ヶ月目以降の限度額です。
※外来+入院(世帯)の限度額は、同一世帯の後期高齢者医療の被保険者の自己負担額を合算して算出します。
※1年間のうち一般区分(低所得区分であった月も含む)であった月の外来の自己負担額の合計額については、144000円が上限額となります。

3割負担の方ですと早見表の現役Ⅲに設定されているため自己負担額が高額となります。 住民票のある役所で後期高齢者医療限度額適用認定証の申請をして頂き、課税所得に応じて、現役Ⅰ、現役Ⅱに該当する方は後期高齢者医療限度額適用認定証が発行されます。

万が一入院してしまった時などは退院時などの自己負担額を減らすために必ず申請することをおすすめ致します!
※1割負担の方は低所得に該当しなければ申請は不要です。

スタッフブログ 2019/03/29

こんにちは、看護部スタッフです。

年度末、年度始めで仕事が忙しく疲れたー。が口ぐせになっている方も多いのではないでしょうか。
そんな時、手軽に疲労回復ができたらいいなあと思うことはありませんか?

そこで、今回紹介したいのは入浴による疲労回復です!

近年お風呂離れが進み、特に若者では毎日湯船に浸かるという人は25%程度になっていると言われています。
疲れているからシャワーで短時間で入浴を済ませたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、湯船にゆっくり浸かることで下記のような効果が期待でき、疲労回復につながるそうです。

  1. 温熱効果 体を十分に温めることによって血管が拡張し全身の血液循環量が増加。それにより老廃物や二酸化炭素の排出が促され、コリや痛みの和らぎ、疲労の減少作用。
  2. 水圧効果 水圧による全身のマッサージ効果。下半身に溜まった血液やリンパ液を上半身へ循環することによるむくみの解消や循環器系の機能UP作用。
  3. 浮力作用 浮力により入浴中は体重が1/10程度になり、筋緊張を緩め脳への刺激の減少による全身のリラックス効果。 このような効果を十分に得るためには、半身浴ではなく肩までゆっくり浸かることが重要で、38〜39℃の湯船に20分程度浸かるのが効果的であると言われています。
    また、食後を避け、就寝の1時間前に入浴を済ませることで質の高い睡眠にもつながるそうです。

仕事でなかなかリラックス出来ないという方も毎日の入浴方法を少し見直していただくだけで、手軽に疲労回復効果を得ることが出来るかもしれません。 ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

スタッフブログ 2019/03/20

20190320-01

鼻がむずむずしはじめませんか?
さらさらした鼻水がツーっと流れてきませんか?
目がかゆくないですか?
もしかしたら花粉症かも知れませんね。。。

花粉症の季節となりました!
さて、花粉症対策をはじめましょう!
この時期目がかゆくなっている方は、「アレルギー性結膜炎」といって、花粉によるアレルギー反応でしょう。
当院眼科で、花粉症目薬の最近の主流は、「パタノール点眼液」や「フルメトロン点眼液」だそうですよ!
かゆみを我慢しないで、点眼液を使ってみましょう!

眼科ページ

飲み薬では、まずは、「フェキソフェナジン(アレグラ)」を処方されることが多いです。
それでも、鼻水や鼻のむずむずがあまり治らない方には、当院では「ザイザル」というお薬が処方されることが多いようです!
当院では、2月より耳鼻科外来も始まりましたので、鼻や耳の違和感がある方は、どうぞ受診して相談してみましょう。

街中のドラッグストアでも、お薬はたくさんありますが、もちろん病院でも花粉症のお薬の処方が出来ますので、お気軽にお越しください!

スタッフブログ 2019/03/12

20190308-01

 

こんにちは、看護部スタッフです。
今日は虫垂炎についてのお話です。

虫垂炎とは?

虫垂炎はいわゆる盲腸です。
大腸の一部である盲腸の虫垂に炎症が生じている状態で、小児から高齢者まで幅広い年齢層において発症することのある病気です。

虫垂炎の症状は?

一般的に虫垂炎とは右下腹部の痛みと思うことが多いですが、初期の段階では食欲低下や気持ち悪さ、へそ周囲の不快感などの症状がみられます。
炎症が波及するにつれて、痛みの症状は正中部から右下腹部へと移動するようになります。
炎症が腹膜に広がると、高熱が出たり、炎症のために歩行困難になったりもします。
炎症が進行すると虫垂壁が破れて、膿汁や腸液が腹腔内へ流れ出して腹膜炎を起こして、重症化すると死に至る場合もあります。

虫垂炎の治療法は?

絶食をし、腸菅の安静を保ちながら抗生剤を使用し経過を見る保存療法と手術療法とがあります。
手術の方法では、重症例では開腹手術が選択されますが、比較的負担の少ない腹腔鏡下手術で行われることが多いです。
当院でも腹腔鏡下の手術を行っております。

外科ページ

穿孔性虫垂炎(虫垂壁が破れたもの)では、時間が経過していない場合にはすぐに手術が行われますが、時間が経過して膿瘍を形成している場合は、抗生剤による保存的治療を一定期間行い、タイミングを置いて手術を行う場合もあります。

感染症が流行っており、症状の判断がしにくいかもしれませんが、重症化する前に症状がある場合は受診されることをお勧めします。