スタッフブログ 2018/12/17

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最近は、SNSなどを利用して情報を発信したり、見たりする機会が多いと思います。
その時は、いろいろな文字を利用して見る人の興味を引かせたりしています。
発信する側として、その時に文字の大きさや形態を考えることがあります。
みなさんは、どのような文字が見やすいですか?

今回は見やすい文字、読みやすい文字についてお話したいと思います。

代表的なの文字形態は、明朝体とゴシック体だと思います。

たとえば、仙台と書くとします。

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みなさんは、どちらが読みやすいでしょうか?

長い文章などを書く場合などは、すっきりとした文字で見やすい「明朝体」が良いのかもしれません。
短い文や強調したい場合は、「ゴシック体」で書いたほうが、インパクトもあり認識しやすいのかもしれません。
大きな違いとしては、明朝体では文字中の“はらい”の部分や“跳ね”の部分が細くなり、見えにくくなるのに対して、ゴシック体は文字の線の太さが均等であるため視覚的にわかりやすいということです。

次は読みやすい文字についてお話したいと思います。

「朝・昼・夕」「あさ・ひる・ゆう」「アサ・ヒル・ユウ」

漢字の表記、ひらがな、カタカナ表記がありますが、どちらが読みやすいでしょうか?
多くの方は、漢字表記を選ぶのではないでしょうか。これは、情報のとらえ方の違いがあるからです。
ひらがなやカタカナは、文字を追って聴覚的に単語を理解していますが、漢字は視覚的にとらえることができるため理解しやすいのです。

みなさんいかかでしたか?個人によってとらえ方は様々だと思います。
何気なく書いている文章も少し工夫することで、伝わり方も変わると思います。
文章を書くときは、より見やすい字体を選んでみてはどうでしょうか。

スタッフブログ 2018/12/07

こんにちは、シルバーホームいずみ通所リハビリスタッフです。

当院の6階東側に通所リハビリテーションがあります。とても眺めのいいところです。

こちらでは、1年通して色々な行事を企画しております。
今回はその中の一つ、11月27日(火)に行われました音楽鑑賞会をご紹介して参ります。

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現在は東京の大学を中心に活動されております、舘岡真澄様によりますピアノ演奏です。
ハンガリー出身のフランツ・リストの曲を演奏していただきました。
一流のピアニストによる演奏は感動です!!

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フロアー中、ピアノの音色一色となっています。
利用者様もコンサートに来たような雰囲気に、とても優雅な気持ちになりました。

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皆様酔いしれています。

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最後の曲は「エリーゼのために」。
夢のようなステキな時間をありがとうございました。

通所リハビリテーションでは、今後も様々なイベントを実施しております。
12月13日(木)~12月15(土)はクリスマス会を予定しております☆
ご見学・ご体験も随時可能ですので、是非お気軽にお越しください😊

関連施設 -シルバーホームいずみ-

スタッフブログ 2018/11/30

こんにちは、栄養管理室スタッフです。

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~食事療法シリーズ 第6回目~

今回は「お正月の食事のコツ」についてご紹介します。

※食事療法についてシリーズでご紹介しております。
過去の記事を読みたい方は下記のリンクをクリックして下さい。

12月に入り今年ももう少しで終わりですね。
皆さんは忘年会や食事会などの集まりへ参加のご予定はありますか?
飲酒量もですが、おいしいものをここぞとばかりに食べ過ぎないように注意したいものですね。

お正月の過ごし方は、肥満や糖尿病などの予防を考える上ではとても重要です。
みなさんこんなことに注意してみませんか?

①お餅の食べ過ぎに注意しましょう!!

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小さいからといって一度に4~5個食べる方はいませんか?
昔はお餅のひとつひとつのサイズも大きく「お餅1個はごはん1膳と同じくらいの量と言われていたことがありましたね。
お餅の原料はもち米なのでは意外と高カロリーです。皆さんはご存知でしたか?

実際に・・・カロリーとごはんの分量と比較すると・・・
★カロリー計算の方法は過去のブログをご参照ください★

カロリー別主食の目安量とごはんのカロリーと同量のお餅の分量表

身長の目安 カロリー目安 ご飯の分量
1食量
お餅の分量 1個40gなら 1個50gなら
145~154㎝ 1400kcal~ 130g 91g 2.2個 1.8個
155~164㎝ 1600kcal~ 150g 105g 2.6個 2.1個
165~173㎝ 1800kcal~ 180g 126g 3.1個 2.5個
174~181㎝ 2000kcal~ 210g 147g 3.6個 2.9個

※ 市販のお餅は1個あたり 40g~50gの範囲で販売されているものが多くあります
※ ご自宅でお餅を作る場合は、市販品の様に1個50gに計量し小さめに切り分けておくと便利です。

表を見ていただくとお分かりの様に、ごはんの分量と比較してお餅は見た目よりもエネルギーが高い食品です。
最初に書いていたように一度に50gのお餅を5個食べるとなんと!!
ごはんに換算すると約360gのごはんを食べているのと同等量になるのです。驚きですね。
おにぎりに例えると…市販のおにぎり1個が約100gなので、約3.6個分です。
カロリー計算すると 主食だけで約580kcalになります。食べ過ぎには注意しましょう。

私のおすすめのお餅の食べ方は・・・野菜の具沢山お雑煮にいれる事です

当院のお正月料理の一例 お雑煮 (餅なし)

【材料】
大根…30g 人参…5g せり…2g ごぼう…5g 鶏肉…10g
【調味料】
薄口しょうゆ…3g みりん…1g 食塩…0.5g だし汁…150ml

エネルギー:26kcal たんぱく質:2.8g 脂質:0.2g 炭水化物:3.3g 食塩相当量:1.0g

薄味ですが色々な具材を入れることにより素材の味でおいしく食べることができます。
※野菜はお好みで増やしてみてください。
※お餅はご自分のカロリー分を調整して入れましょう。

・・・・それ以外にも少し注意してみませんか?・・・・

アルコールは控えめにしましょう

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⇒アルコールはカロリーが高く栄養素はほとんど含まれないため主食の代わりにはなりません。飲む場合はくれぐれも飲み過ぎないように注意しましょう。
バランスよく主食も食べるようにしましょう。

③ いつも通り野菜のおかずも忘れずに食べましょう

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⇒おせち料理は味付けが濃かったり甘かったりします。塩分や糖分を多く摂取してしまうので、野菜をしっかり組み合わせて食べるように心がけましょう。

★野菜の食べ方については過去のブログをご参照ください★

④ 年に1回だからといって食べ過ぎないように。食べる量に注意しましょう。

⇒重箱や大皿の料理はそのまま取り分けて食べると自分が食べた量を把握しにくいため、それぞれの銘々皿によそいながら食べるようにしましょう。
見た目でわかるので食べ過ぎを防ぐ効果もあります。
興味のある方はぜひお試しください。

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
平成31年1月からも引き続き食事療法についてお話をしていきたいと思います。

スタッフブログ 2018/11/28

こんにちは、総務課のYです。
木枯らしと共に冬の足音が、近づいてきましたね。。
山形から来た私は、早速先日タイヤ交換しちゃいました。

17日の土曜日、当院2回目になる「特別医療講演会」を行いました。

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今年1月に行った第1回の講演会は、フィギュアスケートの鈴木明子氏を招いて開催しました。第1回の講演会はイズミティ21さんの小ホールに入りきれない程に好評でした。
当初から継続した開催を考えていましたこの企画、更に多くの方にお越しいただけます事を考え、この度は大ホールでの開催となりました。

この度の開催コンセプトは「当院の医療と、医療に支えられ今活躍している方」です。

ゲストとしてお迎えした方は、当地においての知名度はほぼ0(ゼロ)。
ですが、病を克服し今を生き、そして同じ病に悩む方の為に何かできることを、
と、頑張っていらっしゃるSOYAMAX(ソヤマックス)こと縁筆家「曽山尚幸」さんです。

「医業」が本業の私たち病院職員にとって、「初めて」ばかりの企画に大苦戦の内容はおってお伝えします。

開演を前に受付、会場が来場された方で大賑わい。
もちろん、参加者に対応させて頂くスタッフも当院の職員です。
日頃と違うスーツ姿の看護師さん、パラメディカルの皆さんには内緒で感動を。。

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今回も第1部は医師による「医療講演」を行い、参加された皆様の医学知識の向上に努めます。

その前に。
この度は2名の勇者が司会という大役に立候補!
診療放射線技師渡辺さん、看護師成嶋さんのお二人の司会で華々しく開始です。

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トップバッターを飾る医師は加藤外科部長。

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前回に続いての講演です。
今回の演題は「ハイブリットな外科」。
内輪の話ではありましたが、開始直前まで立て込む手術をこなしての講演。
病院の加藤医師同様、勢いよくスタートを飾って頂き感謝です。

続きましては眼科の高橋絵利子医師です。

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眼科疾患は、近年スマホ文化に曝される若年層においても重要。
今回は、従来機器では観察しづらかった網膜などの観察や、疾患に対する治療方針の決定などの治療効果の判定に役立てるこができるOCTA(光干渉断層血管撮影)のお話。
難しそうなテーマではありましたが、そこは髙橋先生。分かりやすく言葉を選んで、丁寧に紹介して頂きました。

最後は加藤医師同様に、前回も講演頂いている福本副院長でした。

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「医龍」「コードブルー」などを彷彿させる映像技術を取り込み、スタッフである私たちですら感動を覚える完成度の高さ。
会場のイズミティ21を映画館と錯覚された参加者も多かったのではないかと思うほど。
「心ぞう脳こうそく」、これは福本医師の造語ではありますが、身近に迫る危険を多くの映像を用い、余す事無く伝えて頂きました。
会場を後にされた方のアンケートを拝見すると、福本医師目的の方が多かったこともうなずけました。

そしてこの後、曽山尚幸氏による
「書道パフォーマンス、生き様講演」です。

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また裏話になりますが、今回のパフォーマンスに向けた準備、、
これが苦難の道のりでした。

無事終了することができた今だから言えますが、正直、数日前から生きた心地がしませんでしたね(・・;)

はじめての書道用紙の作成、
これは運よくお知り合いになれた書道家の亀井先生のご指導のおかげで何とか乗り切れました。

はじめてのリアル動画放映、
はじめ今流行っている「GoPro」を使用したかったのですが、なかなかうまくいかずiPadを使用しての放映にしました。
BGM無しで曽山さんの姿を映すことで、息遣いなどをリアルに感じられる映像をお届けできたのは何よりでした。

はじめての用紙吊り上げ、、これが一番怖かったです。
切れてドンッ!と落ちるかもしれない・・・夢で何回も見ましたが、、、

吊り上げられていく書道用紙を見ながら、安堵に包まれました。

無名に近い書道家による素人スタッフによる苦難の企画、

曽山氏のおかげが全てでしたが
伝えたい気持ちがしっかり伝わる良い企画ではなかったかと思います。手前味噌ですみません。

4m×10mの用紙に書かれた「縁」という文字。

ただ書くという行為が、こんなパフォーマンスになる事を知りました。
曽山という若者が、今日まで生きてきた道のりを伝える、
ただそれだけでしたが、大病を乗り越えてからの今日、
というエピソードにこれほど心を打たれるとは思いませんでした。

沖縄から飛んできてそのまま飛んで帰られた曽山尚幸さんには本当に感謝です。

企画というものを考えさせられました。
病院という世の中では特殊な組織である我々が行う企画。

今後も「継続企画」として続けていければ幸いですが
何を伝えるか、どう取ってもらえるか、必要かどうか、失敗か成功か、
恐る恐るではありますが、みんなで考えてみたいと思います。

最後になりますが、企画を進めた者の一人として
地域の皆様の為に準備を行い、全力で講演頂きました先生、
参加された方々の為に走り回って頂いた職員、
何から何まで協力いただいたイズミティ21の舞台担当の方、
そして、会場に足をお運び頂きました来場者の皆様に感謝いたします。

スタッフブログ 2018/11/26

こんにちは、看護部スタッフです。

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今日は、インフルエンザについてのお話です。
仙台市内でもインフルエンザ罹患患者の報告があがるようになってきました。

インフルエンザとは?

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染して起こる感染症です。
インフルエンザウイルスには、A型・B型・C型があり、ヒトに流行を起こすのはA型とB型です。
A型はヒト以外にも豚、馬などの哺乳類やカモ、ニワトリなどの鳥類などにも感染します。
一方、B型の流行が確認されているのはヒトだけです。

国内では、毎年11月下旬から12月上旬に始まり、翌年の1~3月頃に患者数は増加し、4~5月にかけて減少していきます。
流行の程度とピークの時期はその年によって異なります。

インフルエンザにかかるとどうなるのか

インフルエンザウイルスの感染を受けて1~3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現れ、咳、鼻水、のどの痛みが続き、約1週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザです。
合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎、などがみられます。
重大な合併症には急性脳症(インフルエンザ脳症)や重症肺炎があります。
特に高齢者や、年齢を問わず呼吸器、循環器、腎臓に慢性疾患を持つ方、糖尿病などの代謝疾患、免疫機能が低下している方では、原因疾患の増悪とともに呼吸器に二次的な細菌感染症を起こしやすくなることが知られており、入院や死亡の危険性が増加します。
小児では中耳炎の合併、熱性痙攣や気管支喘息を誘発することもあります。

インフルエンザにかからないために予防が大切です。

インフルエンザにかからないための予防

ワクチンを接種するとインフルエンザウイルスに対抗するための抗体を作らせることができます。
ワクチン接種には、感染症を発症する可能性を低減させる効果と、インフルエンザに罹ったとしても重症化を防ぐ効果があります。
ワクチンの効果は接種後2週間くらいから出始め1ヶ月でピークになり、5ヶ月程度持続します。

高齢者にワクチンを接種すると、接種しなかった場合に比べて、死亡の危険を1/5に、入院の危険を約1/3~1/2にまで減少させることが期待できます。

ワクチン接種は、13歳未満では2回接種します。
13歳以上は原則1回ですが、患者さんの状況によって医師の判断により2回接種が勧められる場合があります。

日常生活の中で出来る予防法

  • 普段から健康管理をし、十分に栄養と睡眠を取って抵抗力を高めておきましょう。
  • 流行期に人混みを避けましょう。それが避けられない場合などはマスクを着用しましょう。
  • 外出後のうがいや手洗いをしましょう。
  • アルコールを含んだ消毒液で手を消毒するのも効果的です。

インフルエンザを予防するには、一人一人の予防が大切です。
当院でも予防接種が始まっておりますので電話でご確認の上、来院してください。